惑星発見器

惑星発見器は、あらゆる素材を惑星化するデザイントイ。身近な素材に惑星発見器を当て、中央のレンズを覗くとその表面が惑星に見立てられます。発見器を当てる前と当てた後で印象の違いが生まれ、新たな素材の見方を提示します。中央レンズには球状のシャドウをプリントしています。直径は12cm。音楽が無形化して久しいですが、自分自身がかつて音楽を楽しんだ円盤の記憶をそのデザインに込めました。

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デザインリサーチマガジン
「410(視点)」

あらゆる素材を惑星に見立てる「紙の惑星発見器」で京都の工芸・産業を天体の視点でリサーチするアートブック。 惑星発見器で京都の工房から採集した、架空の惑星写真集を作りました。京都各地の工房を訪ね、製品から工房の傷や汚れまで、様々なテクスチャーを惑星発見器越しに撮影しました。煌びやかな絹織物からハンマーの傷跡まで、工房のテクスチャーが惑星の表情へと変換されます。

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素材をアート化するフレーム
「素材の中の宇宙」

観察具のデザインリサーチとして、額装すると中の素材が惑星に見立てられるフレームをデザインした。一見すると惑星写真のプリント作品にしか見えないが、そうではない。布由来のアップサイクル素材「NUNOUS」を額装しているだけなのだ。フレームのアクリルカバー部分に惑星発見器と同様のUVプリントを施すことで、額装した素材が惑星に擬態するようデザインしている(協力:まどか株式会社)。NUNOUSの特徴でもある大理石に似た紋様が惑星の要素に見立てられている。