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再生繊維素材・NUNOUSを惑星に見立てた作品「素材の中の宇宙」の制作展示

06.22 2024



作品|額装した素材を惑星化するフレーム「素材の中の宇宙」

観察具のデザインリサーチとして、額装すると中の素材が惑星に見立てられるフレームをデザインした。一見すると惑星写真のプリント作品にしか見えないが、そうではない。布由来のアップサイクル素材「NUNOUS」を額装しているだけなのだ。フレームのアクリルカバー部分に惑星発見器と同様のUVプリントを施すことで、額装した素材が惑星に擬態するようデザインしている(協力:まどか株式会社)。NUNOUSの特徴でもある大理石に似た紋様が惑星の要素に見立てられている。

思考|素材もまた芸術である

身近な生活環境もまた表現の宝庫であるが、私たちは中々目を向けることは少ない。惑星発見器はそのコンセプトで生まれた、日常に注目させるための観察具だ。今回のプロトタイプは額装という鑑賞のためのフォーマットに落とし込むことでコンセプトを強調した。新たな物質をExpressするのではなく、既にある素材を見立てることでRepresentationする創造の重要性は増えていくのではないか。

展示|DIALOGUE-カタログのないものづくり-

M8 design studio/カタログの無いものづくりの松尾氏が企画する、素材に向き合い制作を行う作家たちを紹介する展示で、デザインイベントOsaka Art&Designの企画として開催されました 。アーティスト、デザイナー、木工、それぞれの視点から素材と向き合った作品を展示。小瀬古文庫からはメインビジュアルの作成と作品「素材の中の宇宙」を出品しました。インテリアの切り口での対話が珍しく、とても刺激になりました。


額装前のNUNOUS