PLANETS=COFFEE
惑星のように直接その存在に触れられない存在を「半架空」と定義し、そこに潜む味覚の視点を可視化する、グラフィック作品シリーズ。サンプリングした惑星写真を赤黒く色調変更しながら、コーヒーのミルクや泡を天体の大気と重ね、背景にコーヒーカップのイラストレーションを添えている。半架空的である惑星に日常の珈琲が接続した時、天体の捉え方はどのように変容するだろうか。コーヒーにミルクを攪拌していく日常の風景を、壮大な天体現象と重ねながら眺めていただければ幸いだ。