GITAIGRAPHY|擬態
year: 2016-
「物の擬態」を可視化する、グラフィック・写真・イラストレーション等を横断したデザインプロジェクト。擬態という驚くべき容姿の一致は生物界の専売特許のようだが、身の回りの「もの」にも身を潜めている。昆虫が自身の形と色を自然に似せるように、静物も擬態を通じてデザインに新たな驚きをもたらすことが出来るのではと考えた。生物の擬態現象が九鬼周造の偶然性(独立なる二元の邂逅)と重なって見えたことに着想を得て、2016年より開始。擬態による視点の変換を志向する表現を発表し、新たな思考を提起している。