擬態シリーズの記念すべき第一作。フィンランドの地図の有機的図形に着想を得て、ラベルとトレーを書き加え、サーロインに見立ててみた。すると、その湖沼が美しいサシとなって現れ、そこに味覚のイメージが広がるヴィジュアルが生まれた。
その後、台湾やキューバといった肉に見立てられそうな形を見つけ出し、フィレ肉や豚バラ肉といったバリエーションを展開した。発表の場を探す中で、に困っていたところ、東京アートブックフェアの存在を知り、「出版」という発表形態をとる小瀬古文庫の活動の始まりとなった。
「肉する擬態地図」
地図を赤く着色し、ラベルやトレーを描き加えると、お肉に見えてくる。そんな発想をイラストレーションにしました。ここに描かれた赤身や脂身は、実在する湖や河の形でできており、地形の中に赤身の旨味や脂身のコクを感じることができます。
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