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Image Upcycling

擬態デザインの機能「視点の転換」をツール化し、その機能についてリサーチする

イメージのアップサイクル

画像素材におけるアップサイクルとして、イメージのアップサイクルという造語を定義しました。廃棄素材の再利用から新プロダクトに生まれ変わるように、素材にならない画像資源や視覚的要素を新たなイメージに生まれ変わらせるデザインプロセスです。

傷や汚れなど、画像資源のマイナス要因を再利用し、新たな姿に生まれ変わらせることで、新たなイメージ資源のあり方を提起します。

背景

生物の擬態を着想とするグラフィックの実験「gitai-graphy」を通して、様々な物の新たな見え方をヴィジュアライズしてきました。その経験を生かし、あらゆる素材を惑星に擬態させるデザイントイ「惑星発見器」を開発しました。美術の専門性が無くても、誰もが物の見え方をデザインし、体験することが可能になりました。

物事を認知する枠組みを変えるリフレーミング(cognitive reframing)という技術がありますが、この素材の擬態がもたらす見え方の変化をヴィジュアル・リフレーミング(Visual Reframing)と名付けました。この擬態からどのような解釈が生まれ、思考を提起するのかを記録するリサーチプロジェクトVisual Reframing Researchをここに開始します。

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開発したデザイントイ

  • 惑星発見器

    惑星発見器

    惑星発見器は、あらゆる素材を惑星化するデザイントイ。身近な素材に惑星発見器を当て、中央のレンズを覗くとその表面が惑星に見立てられます。発見器を当てる前と当てた後で印象の違いが生まれ、新たな素材の見方を提示します。

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